木造住宅

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ウッドショック!値上げするのかしないのか!?

ニュースでも取り上げられた「ウッドショック」。柱や梁などに使う輸入木材の価格が高騰して、納期も予測できず、住宅メーカーやビルダーが木材の調達が難しくなり、大混乱が生じています。木造住宅の建築費用のうち、木材の価格は一般的に1割程度といわれています。木材価格の上昇分を単純に販売価格に転嫁するかどうか各社の取り組みをまとめてみました。
2021.06.23
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2000年以前の木造住宅は耐震診断して耐震性能を確認するべき理由

大地震でどのくらい揺れるのか、もしくは倒壊するかどうかは、住宅の広さや形、屋根の重さで大きく変わりますが、およその耐震性能を確認できる方法が耐震診断です。熊本地震では、1981年以降の新耐震住宅であっても、2000年以前に建てられた木造住宅には大きな被害が確認されています。このような木造住宅には、住宅のつくり手の知識不足などによる施工不良も多くみらます。
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耐震等級3の計算方法の違い

建築基準法レベルの耐震性では人命は守れますが、住み続けることは難しいかもしれません。そこで大地震の被害をより軽減するために耐震等級3が有効であることは常識になりつつあります。しかし、耐震等級3でも計算方法によって同じ性能でないことをご存知でしょうか。
2021.02.26
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構造計算しない木造住宅!?

仕様規定でつくられた建物を構造計算すると、ある一定の割合でNGになり、形式的に仕様規定を充たしただけでは建築基準法令の要求する耐震性能を必ずしも確保できていないことを知っていますか?最低限の安全性すら備えていない欠陥住宅が多数作り出されているという現実があります。
2021.02.26
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木造住宅に制震は必要か?

よく質問を受ける内容に、「耐震」か「制震」のどちらが良いですか?があります。この質問の意味をよく理解しなければ、高コストの住宅構造になってしまうかもしれません。私たち自身が知識を身に付けて、「耐震」か「制震」を判断できるようになりましょう。
2021.02.26
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直下率と耐震等級3のチェックは必須!?

2016年の熊本地震では新耐震基準(2000年基準)で設計された住宅でも何棟か倒壊しています。その理由の1つとして「直下率」の低さが挙げられています。しかし、直下率が低い建物全てに大きな被害が出たわけではありません。むしろ、「直下率が低くなるような設計をするところは構造に関する意識が低く、それが施工ミスや設計ミスに繋がったのではないか」という指摘がされています。
2021.02.26
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なぜ熊本地震では木造住宅の被害が大きかったのか

1995年の阪神淡路大震災での木造被害を受け、2000年には耐震規準の厳格化が図られましたが、2016年熊本地震では、俗に言う2000年基準の木造住宅が大破・倒壊する結果となりました。新耐震(2000年基準)の建物がなぜ被害を受けたのか、ぜひご覧ください。
2021.06.21
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ビルドインガレージ付きの木造3階建て住宅の耐震性は?

計算上数合わせのみをして構造計算しているケース?
2021.05.30
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古い木造住宅でも住宅ローン減税は?建築確認済証がない場合!

築25年の木造住宅を購入しよう考えて、住宅ローン減税を受ける方法がないか調べてみました。住宅ローン減税には築後年数要件が定められており、要件をオーバーする中古住宅は住宅ローン減税の対象外となってしまいます。その築後年数要件を緩和する方法は以下の3つです。
2021.05.28
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大地震による住宅の倒壊はシロアリが原因?

1995年 に発生した震度7(マグニチュード7.3)の大地震(兵庫県南部地震)。その後、震度7と判定された兵庫県神戸市東灘区での調査では、全壊家屋の約8割には、蟻害・腐朽が確認され、シロアリや腐朽によって耐震性が著しく低下していたことが分かっています。
2021.05.27
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温暖化でシロアリ被害が拡大中。どこが被害を受けやすいのか。

近年の温暖化による暖冬により、イエシロアリの被害が北上しており、10年ほど前から関東でもイエシロアリが見られるようになってきています。特に古い木造住宅は気を付ける必要があります。また、新しい住宅でも、思いもよらないシロアリの侵入経路が見つかり、問題となっています。
2021.05.12
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木造3階建て住宅は耐震等級3でも危ない?過去の振動実験から考える。

2016年熊本地震は、同じ場所で震度7が2回起きた観測史上初めての地震でした。木造住宅で、2回続けてこのような大きな地震を受けた場合、新耐震基準をギリギリクリアできる程度の耐震性能だと大きな被害が発生する可能性があります。今回は都心部に多く見られる1階にガレージの付いた木造3階建て住宅について確認しましょう。
2021.05.09
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木造住宅は耐震等級3がギリギリ最低ライン。熊本地震は同じ場所で震度7が2回。

木造研究者にとっては、激震地でも住み続けられる木造住宅は、耐震等級3がギリギリの最低ラインという認識です。 想定外の地震が来るリスクに備えるためには、最低ラインとしての耐震等級3、強いて言えば、構造計画を考えること、現行の耐震基準を守ること、構造的、耐震的に余裕のある設計をすることが重要になります。
2023.05.30
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木造住宅の寿命は?既往の研究から考えよう。

国交省では、中古戸建住宅、中古マンションなどについて、それぞれ取得、入居、リフォームした住宅の建築時期の調査しています。築後年数の平均は、中古戸建住宅が20.4年、中古マンションが23.5年、リフォーム住宅が27.2年、民間賃貸住宅が17.2年となっています。このような中、築後20年~30年程度の木造住宅を購入した場合の寿命はどのくらいなのか確認しましょう。
2021.05.06
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