都市伝説!?巨大地震の前兆!?

ハザードマップの見方

2011年の東日本大震災以降、日本列島が載る大陸プレートの歪が大きくなり、それを解消しようと地震が頻発しています。

震災以前に比べて、地震は約3倍に増えており、地震活動期に入ったという見方もあります。

このようなこともあり、首都直下地震は、今後30年間に70%の確率で起きると言われています。

さらに、南海トラフの巨大地震が今後30年以内に起きる確率は、これまでより高い「70%から80%」に2018年に見直しされ、北海道の根室沖の巨大地震についても「80%程度」に引き上げられ、専門家は「いずれも非常に高い確率で、地震への備えを進めてほしい」と話しています。

巨大地震が起きる確率
図:内閣府「これまでの首都直下地震対策について」より

政府の地震調査委員会が公表している今後30年以内の発生確率のうち、最も確率が高いのは茨城県沖のプレート境界で想定されるマグニチュード6.7から7.2の地震で「90%程度以上」、次いで、三陸沖北部で想定されるマグニチュード7.1から7.6の地震と、北海道の千島海溝沿いの色丹島沖および択捉島沖で想定されるマグニチュード7.5程度の地震で、いずれも「90%程度」などとなっています。

一方、地震が起きない限り、時間の経過とともに発生確率はさらに上がるため、南海トラフ巨大地震は、今後40年以内で「80%から90%」、今後50年以内で「90%程度もしくはそれ以上」と想定されているほか、根室沖の巨大地震の確率も今後40年以内に「90%程度」、今後50年以内は「90%程度以上」となっています。

都市伝説!?地震の前兆!?

相次ぐ異臭騒ぎ

神奈川県内で今年2020年6月以降、ガスのような臭いに関する通報が相次いでいます。千葉県でも2019年5月以降、異臭騒ぎがあったことが注目されています。いずれも原因は特定されていません。

立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏は、

「千葉県を含む東京湾東側の約3分の2のエリアは、地下に天然ガスが埋蔵されているといい、地殻変動などで地表面に出てくる。ガスは無色無臭とされるが、不純物が混じって臭いがすることも考えられる。さらに三浦半島と房総半島の南端は活断層が露出しているという共通点もある」

夕刊フジ「千葉や神奈川で頻発「異臭騒ぎ」なぜ起きる? 天然ガスや地震の前兆説も」より

と説明しています。

1923年の関東大震災当時、三浦半島でガスが噴出した記録などから、地震の前兆との見方もあります。

このような地震の前兆として、

①余震(前震)

②鳴動(地鳴り)

③地盤の隆起・沈降またはそれらの傾向の変化

④海面の変動(潮が引くなど)

⑤井戸水や温泉の混濁,枯渇,異常湧出,温度変化,化学組成変化など

⑥石油の滲出

⑦ナマズなどの生態異常

⑧発光現象(光りもの)

⑨火山の噴火

⑩電磁気異常

などの関連が報告されています(東北大学東北アジア研究センター石渡明「地震の前兆の可能性がある自然現象」)。

都市伝説!?地震周期説

日本列島の太平洋岸では、プレートの潜り込みによる地震がかなり正確な周期で繰り返し起こっています。

フィリピン海プレートが潜り込む地域では、100年~150年の周期で、しかもほぼ同じ場所で、ほぼ同じ規模の地震が繰り返し起こっています。

奇抜な服装で有名になってしまった京都大学鎌田浩毅教授は、平安時代に起きた地震周期が現代と似ていることを指摘しています。

863年越中・越後地震の6年後、869年に東日本大震災と同じ震源域(陸奥沖)で貞観(じょうがん)地震という巨大地震が発生し、その9年後の878年にはM7.4の内陸直下地震(相模・武蔵地震)も起きています。さらに9年後の887年には仁和地震が起きています。

追加すると貞観地震(陸奥沖)の11年後の880年に出雲地震(島根)が起きており、2007年の中越沖地震の11年後の2018年に島根西部地震が起きています(震源地は日本海と太平洋側ですが、、)。

これらの周期から2011年の9年後の2020年に首都直下地震、2030年には南海トラフ巨大地震が起きるのではないかと予知しています。

もちろん、首都直下地震は明日起きるかもしれないし、再来年に起きるかもしれません。鎌田教授はあえて具体的な時期を挙げて、人々の意識が防災に向くよう注意喚起しているとのこと。

地震科学は歴史も浅く、100%の予知ができない状況では、「防災」ではなく「減災」が必要だと思うし、生活の中で小さな行動を起こすことが大事だと思います。

参考に「本州・四国・九州およびその周辺域で発生した主な地震」の歴史をまとめている冊子のリンクを貼っておきます。

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