災害以外の様々な危険(不慮の事故)

事故など

災害以外にも様々な危険があります。

不慮の事故(外因死:交通事故、転倒・転落、溺水、煙、火災及び火焔による傷害、窒息、中毒、その他)でお亡くなりになる方も多くいます。

例えば、2019年では不慮の事故で亡くなられた方は4万人弱いました。不慮の事故の要因は、大きく窒息25%、転倒や転落20%、溺死20%、交通事故15%に分けられます。

不慮の事故の要因
人口動態調査

災害以外の様々な危険(不慮の事故)

さらに細かく個別の要因を見ていくと、「スリップ、つまづき及びよろめきによる同一平面上での転倒」が多く、起こる場所として「家や庭」が40%強と最も多くなっており、その数は交通事故を上回ります。

また、家庭内での高齢者の浴槽内での溺死や、誤嚥による気道の閉塞「ノドに何かを詰まらせた」死因の総数は一万人以上になります。

このように住まいが、原因になっているものも多くあります。その他にも温度の急激な変化による血圧の急上昇や急下降、脈拍の変動などによる「ヒートショック」も注意が必要です。

交通事故以外の不慮の事故は、身近に起こるその危険性を理解することが大事です。

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