災害時のSNS活用術

ハザードマップの見方

災害時は110番や119番などの電話が混線してつながりにくい場合があります。その時に役立つのがSNSです。特にtwitterはテキストメッセージで動作が軽いため、災害時の有用性が認められています。

110番、119番の電話が繋がらない場合は、twitterのツイートは、近所の人に助けてもらえる可能性が増えますし、代わりに通報してくれることもあります。 ただし災害時のTwitter利用において以下の点にご留意頂くようお願い致します。

Twitterライフラインより

災害時のSNS活用術

twitterで緊急救助を求める場合には、ハッシュタグ#救助とともに要請内容、写真、住所または位置情報など、具体的かつ正確な情報をつけましょう。

https://twitter.com/TwitterLifeline/status/1016519147738419201

ツイートに位置情報を追加するには、

ツイート作成ボックスの位置情報アイコン をタップして場所のリストを開きます。 ツイートに追加する位置情報を選びます。 アプリ内カメラで撮影した写真をツイートに追加して位置情報アイコンをタップすると、正確な位置(緯度と経度)がツイートに関連付けられ、API経由で検索できるようになります。

ツイートに位置情報を追加する方法 – Twitter Help Center

救助が完了したら、報告ツイートするとともに、必ず救助要請ツイートを削除してください。削除しなければ、勘違いして救助に走り、2次災害や他の方の救助が遅れるなどが発生してしまいます。

長野県防災@BosaiNaganoPrefの活用例

長野県災害対策本部が運用するツイッターアカウント「長野県防災」は、東日本に甚大な被害を及ぼした台風19号の時に、ツイッター上で被災者を励ましながら救援や避難情報を発信し続けました。

この事例は、「近年の自治体によるSNS運用の中でも適切な事例だ」と評価されています。

その他、電話がつながらなくても、LINEの既読は安否確認につかえます。また各都道府県はSNSアカウントを持っているので、そこで避難所情報、給水所情報、停電情報などを挙げており、自治体のHPではアクセスが集中してダウンした場合でも、つながりやすく、災害・被災情報が収集できます。

まとめ

ただし、SNSは使い方を間違えるとさらなる混乱を生む場合があるので以下の3つは注意しましょう。

!情報を見極める

!安易な拡散はしない

!過去の情報は削除

・情報発信に信憑性があるか

同じ画像が過去にないか

・情報を見極め

拡散すべきかよく考える

・「#救助」が残ると救助側が混乱

・住所などの個人情報が残る

SNSリテラシーを高め、有用性をしっかり考えましょう。

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