自然災害の種類

地震被害

首都直下型地震は、今後30年間に約70%の確率で発生する根拠とは

南海トラフの巨大地震が今後30年以内に起きる確率は80%というはなしを聞いたことがある方は多いと思います。一方で、内閣府地震調査委員会は、首都直下地震の発生確率は、今後30年間に約70%の確率で発生するとしています。この地震は本当に起きるのか。想定の根拠は何か。対策を進めるうえでも知っておきましょう。
2021.02.25
津波被害

鎌倉(湘南)を襲った黒い津波。東日本大震災の黒い津波でその現象が明らかに。

東日本大震災で確認された黒い津波をご存知でしょうか。この黒い津波によって被害が拡大することが分かってきています。また、この黒い津波の古くは鎌倉(湘南)を襲った大津波でも確認されています。この黒い津波について確認しましょう。
2021.03.18
浸水被害

浸水した家屋の片付けと掃除の手順

自宅が水害に遭った場合、家屋の片付けと掃除のしかたや、何から手を付けて、どんな作業が必要なのかご存じでしょうか。床下の確認方法、泥出し・洗浄・乾燥・消毒の方法など、家屋の片付けと掃除のしかたをまとめました。
2021.06.04
浸水被害

浸水被害に遭う。住み続けるべきか?建て替えるべきか?

自治体が誘導する「居住誘導区域」に「浸水想定区域」がかなり含まれていることを知っていますか。つまり誰もが浸水被害に合う可能性があるということです。また、被災後に何から手を付けて、どんな作業が必要なのかご存じでしょうか。これらをまとめましたのでご覧ください。
2021.06.02
地震被害

地震後の被害の判定に悩まない(パート2)

被災後、一番大変な時に直面する課題が被害判定です。被害判定には、「応急危険度判定」「被災度区分判定」「罹災証明認定基準による判定」「地震保険の損害認定基準による判定」と、目的に応じて種類があり、さらに判定結果が異なります。前回のブログの続きで、罹災証明と地震保険について整理しました。
2021.06.01
地震被害

地震後の被害の判定に悩まない(パート1)

被災後、一番大変な時に直面する課題が被害判定です。被害判定には、「応急危険度判定」「被災度区分判定」「罹災証明認定基準による判定」「地震保険の損害認定基準による判定」と、目的に応じて種類があり、さらに判定結果が異なります。これらについて整理しましたのでご覧ください。
2021.05.31
浸水被害

水害から命を守る。国内外の様々な水害対策。

地球温暖化が年々進行していくに連れて、自然災害の発生頻度も増加傾向にあり、特に高潮、洪水、豪雨などから命を守るための水害対策や、さらには災害後にも生活を持続させることができる住まいづくりやまちづくりも求められています。水害から住まいを守るための新しい治水の方法について、国内外のケースを確認しましょう。
2023.06.08
浸水被害

なぜ、鬼怒川は氾濫したのか。住まい選びに考えるべきこと。

2015年台風第18号の影響で鬼怒川の堤防が決壊し、常総市街地を含め約40キロ平方メートルの地域が浸水の被害を受け、少なくとも7名の死者を出す結果となりました。なぜ、鬼怒川は氾濫したのかを考え、そこから住まいの選び方を知りましょう。
2021.06.19
台風被害

風速の目安。最大瞬間風速60m/sでどのくらいの被害があったのか

天気予報や気象情報などで「風速○〇メートル」という場合、一般的に、瞬間風速は平均風速の1.5から2倍近い値になります。例えば、暴風警報が発表され、「風速30メートルの暴風の恐れがある」といった場合、最大瞬間風速では60メートル近い風が吹く可能性があります。
2021.07.28
台風被害

高潮の意味って何?。過去の被害を確認しよう。

台風など強い低気圧が表れると、波が高くなると同時に海面の水位も上昇します。これを高潮といいます。高潮によって一旦浸水が始まると、海水のボリュームがけた違いに大きいため、低地には浸水被害が一気に広がることになります。近年で最も被害が大きかったのは、平成16年(2004年)の台風16号により浸水した高松市の浸水被害です。
2021.05.15
台風被害

2019年の台風第19号の被害を簡単にまとめ

「大雨の特別警報」は、大雨が降り、状況が極めて悪化してから発表されます。これに対し、台風の特別警報は、台風の中心が対象地域に最も近づく、およそ12時間前に発表されています。災害の危険性が高い場所にいる場合は、身の安全を守る最後のチャンスととらえて、いち早い避難行動をとる必要があります。
2021.05.14
台風被害

最大瞬間風速60m/sってどのくらい。建物の被害はどのくらい。

近年では、毎年30弱の台風が7月~10月にかけて発生しており、その中で日本に上陸する台風は5前後となっています(沖縄は除く)。上陸数が多い都道府県1位は鹿児島、次に高知、和歌山、静岡となっています。このような台風の性質を理解し、災害リスクについて考えてみましょう。
2021.05.13
浸水被害

浸水対策はできない?想定外の豪雨が発生(熊本県人吉市)

「50年に一度の大雨」や「線状降水帯」による豪雨が全国で度々観測されています。特に夏から秋にかけて、台風や、狭い範囲に数時間にわたり強く降る集中豪雨、短時間に強く降る局地的な大雨が発生し、大きな被害をもたらします。また都市部では、地下街や地下室へ水が流れ込んだり、土石流や山崩れ、がけ崩れを引き起こす危険性があります。
2021.04.23
地震被害

もし南海トラフ地震が起きたら。過去の被害と比べてみる。

今後30年間に南海トラフ地震が発生する確率「70~80%」この南海トラフ地震の被害想定を過去の被害(東日本大震災、阪神大震災、首都直下地震(被害想定))と比較してみます。このように2011年東日本大震災、1995年阪神大震災と比べても桁違いの被害が想定されています。
2023.08.09
大規模噴火

登山中に火山の噴火に遭遇。御嶽山(おんたけさん)の噴火。

火山災害から命をまもるために大切なこと、は火山災害の脅威を「知る」ことです。現在、日本には111の活火山があり、世界でも有数の火山国で、桜島等の複数の火山で噴火が発生しています。2014年御嶽山の噴火を振り返り、火山災害から身を守る方法を考えましょう。
2021.04.21
土砂災害

大雨・台風での土砂災害。土砂災害警戒区域以外でも。

毎年7月から10月にかけては日本に接近・上陸する台風が多くなり、大雨、洪水、暴風、高波、高潮などをもたらします。それらに伴い、川の氾濫や土石流、がけ崩れ、地すべりなどが発生しやすく、人々の生活や生命が脅かされるような自然災害が度々発生しています。
2021.04.20
土砂災害

大雨で土砂崩れ、崖崩れが頻発。その原因と対策。

全国には土砂災害の危険箇所が約52万ヶ所以上もあり、土砂災害は他人事ではありません。土砂災害に巻き込まれた場合、他の自然災害と比べて助かる率が極めて低いです。この災害を理解し、危険が迫ったら迷わず安全確保の行動をとれるようしましょう。
2021.04.19
大規模噴火

もし富士山が噴火したらどうなるか。その影響はどこまで?

日本には活火山の数が現在111あり、この30年余り、全国で大規模な噴火が続いています。富士山の噴火では、火山灰の降灰による深刻な被害が予想されています。また山梨県は富士山が噴火した際の溶岩の流れを想定した52パターンの動画をホームページで公開しました。
2021.04.17
地震被害

タワーマンションの地震の揺れ。防災対策から考えよう。

タワーマンションに住もうと思われている方、また住んでいる方は「長周期地震動」ということばを聞いたことがあると思います。「長周期地震動」の問題は、地震動の周期と建物の揺れやすい周期がマッチすると、揺れが長時間続くことで徐々に共振して揺れが大きくなることです。
2023.02.04
津波被害

日本海側は津波の速さに注意。新潟地震から考える。

日本海側は津波の速さに注意しなければいけません。なぜなら津波のスピードが速く避難までの猶予時間が短いためです。強い揺れの後は避難指示などを待たずに逃げることが必要です。それでは、なぜ津波が速いのかを考えてみましょう。
2021.04.17
火災被害

火災で燃え広がるのはなぜか。過去の大規模火災から考える。

強風による飛び火で木造密集地域で大規模火災が生じていることを知っていますか? 2016年12月22日に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は、焼損棟数が147棟に及び、地震火災を除き、1976年の酒田大火以来の大火災となりました。
2021.04.12
火災被害

地震より火災が怖い。木造住宅密集地域(木密エリア)は要注意。

過去に日本で起きた震度6以上の地震では、わずかな例外を除き、大規模火災が発生しています。これを防ぐには事前に、危険な場所や箇所を知り、そこから火を広げないことが大切です。
2022.09.06
液状化被害

過去の液状化被害一覧

これまでの過去の液状化被害を一覧としてまとめてみました(随時更新)。 地震名 被害状況 主な特徴 新潟地震(1964年) ・ 新潟県、山形県を中心に9県で発生・ 主に信濃川、阿賀野川及び両...
2021.02.25
液状化被害

マンションの液状化被害。千葉県浦安市の被害の特徴。

過去の震災において、地盤の液状化による被害は繰り返されてきています。特に2011年の東北地方太平洋沖地震では、千葉県浦安市などを中心に大規模な被害が生じました。この地震によるマンションの液状化被害の特徴を説明します。
2021.04.08
液状化被害

地震で液状化が起こるとどうなるのか。過去の被害から考えよう。

液状化で人が亡くなることはほぼありませんが、住宅が傾くことで健康被害が生じたり、ライフラインの被害により居住しつづけることが難しくなります。液状化によってどのようなことが起こるのかを知るために、過去の液状化被害を確認しましょう。
2021.04.02
浸水被害

マンションの浸水被害と浸水対策を確認しよう。記録的豪雨に備えよう。

お住まいのマンションは洪水や浸水が想定されている地域に建っていますか。もし洪水・浸水想定区域であれば、過去起きたマンションの浸水被害から対策を考えましょう。ぜひ記事をご覧下さい。
2021.04.02
浸水被害

家を建てる前の浸水対策は何ができる。

お住まい場所は洪水や浸水が想定されている地域ですか。もし洪水・浸水想定区域であれば、過去起きた浸水被害から私たちが家を建てる前にできる浸水対策を考えます。ぜひ記事をご覧下さい。
2021.04.04
浸水被害

木造住宅が浸水した場合の課題と浸水対策を確認しよう。記録的な大雨に備えよう。

お住まい場所は洪水や浸水が想定されている地域ですか。もし洪水・浸水想定区域であれば、過去起きた浸水被害から私たちができる対策を考えます。ぜひ記事をご覧下さい。
2021.04.01
地震被害

マンションは何階が安全?危ないのは何階?

マンションを購入される方から「地震で危ないのは何階ですか」とよく質問されます。上階は揺れが大きく、下階は柱が折れるなどのイメージを持たれていると思います。過去の比較的新しいマンションでどんな地震被害があるのかを確認してみましょう。
2021.03.30
台風被害

台風で屋根が飛ぶのはなぜか?

台風が日本本土に上陸するのは多くが7月から9月です。台風の予想進路が発表されるものの、台風に備えるといっても、何をしないといけないか分からない方が多くいると思います。台風銀座と呼ばれる沖縄県の取り組みなどから自分たちでできる防災対策を考えます。
2021.04.01
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